第8回山頭火子ども(小・中・高校生)俳句大会入選句 河野輝暉選
平成２２年１２月
〈小学生（４・５・６年生)の部〉
| 大賞 |
町中やえん歌をながしやきいも屋 |
伊美小学校６年 |
甲斐 大介 |
| 入選 |
クリの実は中に兄弟入ってる |
竹田津小学校４年 |
石井 愛良 |
| 米つぶが一つ一つ集まりにぎやかだ |
竹田津小学校４年 |
岸田 海星 |
| シカさんよもう泣かないで朝だから |
竹田津小学校６年 |
荒木 恭子 |
| 野球に勝ち空見ていたら赤とんぼ |
伊美小学校４年 |
都留 光太郎 |
| 秋の夜夏とはちがう音がなる |
伊美小学校５年 |
秋吉 希良々 |
| 犬鳴けばゆきがふりだすうれしいな |
伊美小学校５年 |
山口 拓 |
| 秋の日に人さし指でトンボまつ |
伊美小学校６年 |
大末 麻里衣 |
| 冬の日にキツネがてぶくろ買いに行く |
熊毛小学校５年 |
植野 飛鳥 |
| かがみもち上のみかんを食べたいな |
熊毛小学校５年 |
引地 泰雅 |
| 栗のトゲおいしさはじけてこんにちは |
熊毛小学校６年 |
河村 萌 |
〈中学生の部〉
| 大賞 |
たんぽぽの小さき命舞い降りる |
国見中学校２年 |
吉田 梨沙 |
| 入選 |
秋の木々からカラフルいしょうでショーにでる |
国見中学校１年 |
河村 悠馬 |
| 銀の雪赤いともし火ひかる町 |
国見中学校１年 |
東島 拓海 |
| 帰り道木々達からのメッセージ |
国見中学校１年 |
箕迫 玲哉 |
| ぺタルこぐ君の黒髪に初夏の風 |
国見中学校２年 |
鬼丸 亜美 |
| 夕焼けだ太陽が休む時間かな |
国見中学校２年 |
佐藤 恵 |
| まっ黄いろ卵のきみとお月様 |
国見中学校２年 |
舟部 志保 |
| かもしかを見たかもしかしどうだろう |
国見中学校３年 |
衣笠 綾香 |
| あと何度ここを通るかキンモクセイ |
国見中学校３年 |
清永 美希 |
| がご拾って落葉集める十五分 |
国見中学校３年 |
坂本 瑞貴 |
| 俺の犬散歩行こうと目で話す |
国見中学校３年 |
山本 雅俊 |
〈高校生の部〉
| 大賞 |
冬の日や恋人たちで温暖化 |
国東高校双国校２年 |
村長 杏奈 |
| 入選 |
ひな檀を片付けまいと父が言う |
国東高校双国校１年 |
米光 博海 |
| 窓の外夕陽を味方に野球バカ |
国東高校双国校１年 |
川原田 萌 |
| 寒い冬あなたを見かけ熱いほお |
国東高校双国校１年 |
後藤 愛 |
| 球春に夢の孤描くホームラン |
国東高校双国校２年 |
安藤 博哉 |
| いまの席わたしは春でみんな冬 |
国東高校双国校２年 |
谷 菜月 |
| すず虫の歌声きいてゆめ枕 |
国東高校双国校２年 |
猪俣 孝平 |
| 冬の日によりそいあった橋の下 |
国東高校双国校２年 |
岸本 岳晴 |
| ひまわりを両手にかかえ笑顔咲く |
国東高校双国校３年 |
玉城 由香 |
| 夏野球君のハートにストライク |
国東高校双国校３年 |
小串 一矢 |
| 秋風がわたしのハートゆるがせる |
国東高校双国校３年 |
成重 信明 |
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